二酸化炭素(CO2)濃度は人が滞在する空間、とくに密集・密閉(いわゆる3密のうち2つ)になる空間では人の呼気から出るCO2が換気されずに濃度が上昇します。つまり、CO2濃度はその空間中に満ちる”人の呼気”の一つの指標となります。これを測定し、「感染リスクの低い空間」を確認するための方法として、二酸化炭素濃度測定器(CO2濃度計)が注目されています!
濃度計を設置することで、多人数が利用する空間での換気不足を視覚化できれば安心ですよね。
ある研究機関によると、学校や職場等、同じ集団が定期的に集まる空間においてCO2の連続モニタリングを新型コロナウイルス感染症の感染リスク指標として用いてもよいそうです。彼らが学校施設で実施した実験では目安として使用するだけでなく、設置した空間中の人(この実験では生徒)による自主的な換気を手助けする効果が確認されています。